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コミュニケーションのヒント

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会社で家庭で学校で…コミュニケーションはどこでも必要なもの。ちょっとしたヒントをお届けします。
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#仕事

「先生」という呼称(仕事の心がけ)

結城はしばしば「結城先生」や「結城浩先生」と呼ばれます。厳密に言えば、私は学校の先生ではないので、「先生」という呼称はふさわしくはない、と言えなくはありません。  でも、私としては「何とでもお呼びください」と思っています。 しばしば、大学の先生の中には「私を先生と呼ばないでください」という方もいらっしゃいます。「先生」という呼称が暗黙の上下関係を生み、自由な議論の妨げになる、といったニュアンスなのでしょう。私はその考えを批判しているわけではありません。 昔の話ですが、出

スキルをほめられるけれど、自信がない。いったいどうしたら自信がつくのか(仕事の心がけ)

質問「自信」って、どうやったらつくんでしょうか。私は周囲から「スキルがあってうらやましい」と言われます。でも、自分自身はどうしても謙遜してしまいます。どうすれば、自分のスキルを自信をもって言えるようになるんでしょうか。 結城浩のメールマガジン 2018年6月5日 Vol.323 より 回答ご質問ありがとうございます。 あなたの質問の中には「謙遜せずに応対するには?」と「自信をつけるには?」という二つの話が混じっているように感じました。

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社会人二年目、質問がうまくできず「わからないからわからない」になってしまう(仕事の心がけ)

質問四月から二年目のSEです。 仕事で「質問」がうまくできなくて悩んでいます。 相手から「何がわからないの?」や「どこがわからないの?」と水を向けられても、「わからないからわからないんだよ……」となってしまいます。 学生時代には「この式はどこから来たんですか」や「どうして答えがこうなるのですか」のように質問できていたと思うんですが…… よろしければアドバイスをお願いします。 結城浩のメールマガジン 2018年8月21日 Vol.334 より 回答ご質問ありがとうご

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せっかく書いた「引き継ぎ資料」が誰からも読まれないわけ(コミュニケーションのヒント)

※ほぼ半分を無料公開しているノートです。 こんにちは、結城浩です。 コミュニケーションというのは何もリアルタイムな会話とは限りません。文書を通じてのコミュニケーションもありまして……。 今日は、そんなお話をしましょう。  * * * Aさんが、仕事の引き継ぎのために資料を作ろうとしました。Aさんは仕事熱心で、しかもきちんと仕事をしようとするタイプでしたので、次のように考えました。 Aさん「引き継ぎ資料はきちんと作らないとね。引き継がれた人が困ってしまうし、それに何

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