マガジンのカバー画像

文章を書く心がけ

60
文章を書くときのちょっとした心がけやヒントをお伝えします。
運営しているクリエイター

2016年6月の記事一覧

歩いて考える(文章を書く心がけ)

結城は「歩いて文章を考える」ことがよくあります。 朝、家を出て森を抜けて仕事場に向かう途中、歩きながらずっと文章を考えます。気に入ったフレーズやキーワードを思いついたら、iPhoneでEvernoteにメモをすることもありますが、メモなどせずにずっと考え続けることもあります。 メモをしないと文章は端から忘れていくのですが、特に惜しくはありません。というのは一度考えた文章は、少しのあいだなら簡単に復元できるからです。それはちょうど、草原の草を踏みしめて歩くようなもの。少しの

自分を豊かにし、文章を書き続けるためのヒント(文章を書く心がけ)

※全文を公開している「投げ銭」スタイルのノートです(結城メルマガVol.115より) ■鶴の恩返しではなく「メールマガジンを書いています」というと「ネタ切れになりませんか」と聞かれることがあります。さいわい、ネタ切れを経験したことはあまりありません。 いつのころだったか、もう忘れましたけれど、文章を書くとき「鶴の恩返し」のイメージを抱いていたことがあります。 「鶴の恩返し」の物語では、鶴が機(はた)を織る仕事をする。機を織る仕事で使う素材は、自分の羽根。くちばしで自分の

有料
100