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本を書く心がけ

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結城が本を書くときに心がけていることや、手書きの執筆メモなどをお届けするマガジンです。
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2014年4月の記事一覧

『暗号技術入門』と『数学ガール』を書いてるときの手書きノートを公開します(本を書く心がけ)

※ほぼ半分を無料公開しているノートです。 こんにちは、結城浩です。 「本を書く心がけ」のコーナーです。 このコーナーでは「本を書くこと」に関わるさまざまな話題をお話しします。 今回は「手書きノートのスナップショット」をお届けします。手書きノートのスナップショットというのは、結城が本を書くときに使った手書きのノートをスキャンしたもののことです。 手書きのノートに書かれた図や文字や数式のメモを眺めつつ、何を考えながらそのメモを書いていたか、そのメモがどのように最終的な本

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『数学ガール』を書いてるときの手書きノートを公開します(本を書く心がけ)

※ほぼ半分を無料公開しているノートです。 こんにちは、結城浩です。 「本を書く心がけ」のコーナーです。 このコーナーでは「本を書くこと」に関わるさまざまな話題をお話しします。 今日は「手書きノートのスナップショット」をお届けします。 手書きノートのスナップショットというのは、結城が本を書くときに使った手書きのノートをスキャンしたもののことです。 手書きのノートに書かれた図や文字や数式のメモを眺めつつ、何を考えながらそのメモを書いていたか、そのメモがどのように最終的

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本に書く題材を見つける方法

質問新刊『数学ガール/ガロア理論』の刊行おめでとうございます。 今回はどのようなストーリーになるのか楽しみにしながら待っています。質問ですが、もしかしたら、すでにお答えになっていたかもしれませんが、「どのようにして本に書く題材を見つけ出すか?」を教えてもらえませんか? 私もいつか読者に喜んでもらえる本を書きたいと思っているのですが、文章の勉強はがんばるとして、どうやったら本の題材を見つけることができるんでしょう。あまり自分が見つけられるような気がしません! 回答拙著への

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本の企画を立てよう(本を書く心がけ)

※このノートは、全文が公開されている「投げ銭」スタイルの有料コンテンツです。 こんにちは、結城浩です。 「本を書く心がけ」のコーナーでは、これまでの約20年の書籍執筆の経験から学んだことを紹介します。 今日は「本の企画を立てよう」というお話をしましょう。 ●「本の企画」って何? 結城は本を書くのを仕事にしています。ある期間コンピュータに向かってぱたぱたと文章を書き、編集部に送り、校正して、本ができあがります。 基本的な作業の流れとしてはそれで終わりなのですが、文章を

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『数学ガール/ガロア理論』の作業ログから(本を書く心がけ)

こんにちは、結城浩です。 「本を書く心がけ」のコーナーでは、これまでの書籍執筆の経験から学んだことを書いていこうと思います。 結城は、約20年間ずっと本を書いてきました。そしてその中で、いろんな経験をしてきました。その経験を通して得た自分なりのBest Practice(仕事を行う上での最善の手法)もいくつか持っています。 今回は、2012年刊行の『数学ガール/ガロア理論』の作業ログから話題をピックアップしてみましょう。 なお、このノートは「結城メルマガ」Vol.00

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どうすれば数学ガールが書けますか(本を書く心がけ)

質問結城先生、僕は高校生で、先生の書いた『数学ガール』が大好きです。こんなに夢中になって読んだ本はありません。数学も面白いのですが、数学を解くのがこんなに夢中になる話になるのはすごいです。僕もいつか絶対にこういう本を絶対書きたいと思いました。 それで質問ですが、どうしたらこういう本が書けるんでしょうか? 回答ご質問ありがとうございます。 私の書いた『数学ガール』を夢中になって読んでもらえるなんて、著者として最高にしあわせです。こんなことを書くのは変ですけれど、私自身もこ

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『数学ガール』の作業ログから(本を書く心がけ)

※全文を公開している「投げ銭」スタイルのノートです。 こんにちは、結城浩です。 「本を書く心がけ」のコーナーでは、私がこれまでの書籍執筆の経験から学んだことを書いていこうと思います。 今回は、「数学ガール」シリーズの第一作『数学ガール』を書いているときの作業ログ、特にもっとも初期のもの(2006年4月)から紹介・解説しようと思います。 ●どんな内容を盛り込むか執筆の「作業ログ」からの抜粋をご紹介します。   2006-04-27 17:32:19     何を書こう

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『数学ガール』執筆中の手書きノート(本を書く心がけ)

結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2012年4月24日 Vol.004 より こんにちは、結城浩です。 「本を書く心がけ」のコーナーでは、これまでの書籍執筆の経験から学んだことをお話します。 今回は結城が本を書いていたときの「手書きノートのスナップショット」を二点、紹介しましょう。

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