森博嗣『作家の収支』を読んで(仕事の心がけ)
森博嗣さんの『作家の収支』という本を読みました。
最近はあまり読んでいませんが、数年前は森さんの作品をよく読んでいました。おそらく続けて数十冊は読んだと思います。
この『作家の収支』は、タイトルの通り、森さんの収入と支出について書かれている一冊です。十五億円の収入を自慢をするわけでもなく、もちろん卑下するわけでもなく、持論を得意げに語るわけでもない。研究会で発表するような淡々としたトーンで、データが並べられていきます。
森さんの考えはエッセーなどでもよく見ていましたから