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本を書く心がけ

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結城が本を書くときに心がけていることや、手書きの執筆メモなどをお届けするマガジンです。
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2020年12月の記事一覧

遠くまで、とどくように。(本を書く心がけ)

先日、とあるお店で買い物をしました。 そのお店では、レジの人はみな「うたう」んですよ。 歌をうたうというわけではないですね。独特の音程で品物を読み上げるということです。 ニンジン〇〇え〜ん キャベツ〇〇え〜ん トマト二点で○○え〜ん のように。しかも、ある特定の個人がうたうのではなく、レジの人がみんな、同じ音程でうたうんです。 そんな話をツイートしていたら、@uni1000yama1000 さんから、「そろばんの読上算の名残かなぁ」というコメントをいただきました。

嫉妬の感情と執筆の動機(本を書く心がけ)

質問同じ業種の他の人が成功しているのを見聞きしたとき、嫉妬や後悔を抱くことはありますか。 回答正直に書きますが、他の人が成功しているのを見て、嫉妬や後悔を感じることは滅多にありません。 いま「そういう状況ってあったかな?」と思い出そうとしてみましたが、思い出せませんでした。 「ああ、こうすればよかった!」と後悔することはたまにあります。でもそれは自分の判断ミスを後悔している状況であって、他人との関係で後悔しているわけではありません。「ああ、こうすれば、あの人がいま手にし