徒然草

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夕べには朝あらむことを思ひ(徒然草 第九十二段)+電子書籍版

兼好法師作 結城浩訳

弓を習っている人が、二本の矢を持って的に向かいました。すると先生は「初心者は二本の矢を持ってはいけません。二本目の矢を頼りにしてしまって、一本目の矢をいい加減にしてしまうからです。毎回、得だの損だのということを考えずに、現在の一本の矢で決めてやると考えなさい」と言いました。

たった二本の矢しかないのに、先生の前でそのうちの一本をおろそかにしようなどと思うでしょうか。しかし

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結城浩です。うれしいです!ありがとうございます(^^)
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