マガジンのカバー画像

教えるときの心がけ

66
先生が生徒に、上司が部下に、先輩が後輩に、親が子供に「教える」ときはよくあります。そんなときの心がけをお届けします。
運営しているクリエイター

#親子

父から学んだ「教える」ということ[Part 3](教えるときの心がけ)

結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2014年8月26日 Vol.126 より 夏になると結城は、亡き父のことを思い出す。 それは、8月が父の誕生月だからかもしれない。  * * * Part 1とPart 2は以下にあります。  * * * 父は中学校の理科の教師をしていた。私が通っている中学校の教師。たいへん指導力があり、先生方も一目おく。そんな教師である。 とはいうものの、私自身は父の授業を見たことは一度もない。教壇に立ったことを見たのは一度だけ。しか

有料
200

子供は、親の言葉ではなく行動を見る(教えるときの心がけ)

※結城メルマガVol.190より。 ※購入すると電子書籍(epubとPDF)がダウンロードできます。 多くの場合、子供は「親の言ってること」ではなく「親のやっていること」をやるものです。 子供は親の「行動」を自分の行動の基準とし、模範とし、規範とします。ですから、親が「言葉」でいくら言ったとしても、それとは別に、親の「行動」すなわち「やったこと」や「やっていること」を真似し、実行に移します。 ですから、子供に「勉強させたい」と思う親は、子供に「勉強しなさい」というより

有料
200