古今和歌集を読む

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大空は恋しき人の形見かは物思ふごとにながめらるらむ

#酒井人真 (さかゐのひとざね) #古今和歌集 0743 #jtanka #短歌 #恋 大空は恋しいあの人の思い出の品なのでしょうか。いえ、そんなことはありません。なのに、物思いにふけるたびに自然と大空をぼんやりながめてしまうのはどうしてなのでしょう。 「形見」はここでは「昔を思い出させる記念のもの…

秋風に山の木の葉のうつろへば人の心もいかがとぞ思ふ

#素性法師 (そせいほうし) #古今和歌集 0714 #jtanka #短歌 #恋 秋風で山の木の葉の色があせていくように、人の心も移り変わっていくものですから、私が好きなあの人の心もどうなのだろうと思わずにはいられません。 「あきかぜ」は「秋」と「飽き」を掛けています。 「うつろふ」は「木の葉の色…