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自分の勉強法、これでいいの?(学ぶときの心がけ)

質問

初めまして。高校一年生です。

大学受験勉強について質問があります。

解けない問題が出てきたときに「5分考えて何も思いつかなければ、答えを見て理解してから、もう一度その問題を解く」という方法をとっています。

でも、このような勉強法でいいのか、不安になるときがあります。

結城さんは「解けない問題」が出てきたときは、どうしますか。

結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2018年3月13日 Vol.311 より

回答

ご質問ありがとうございます。

問題はにらんで解くものではない

あなたの質問の中で「5分考えて何も思いつかない」という部分が少し気になりました。それは、どんな問題であれ機械的に「5分」という決まった時間でタイムアウトして答えを見るのは、いいことなのかなあと思ったからです。

また「5分」という時間以上に気になったのは、「考えて何も思いつかなかったら」という部分です。その5分間であなたは何をやっているのでしょうか

もしも「問題文をじっとにらみ続け、何かが脳裏にひらめくのを待ちながら5分間を過ごす」という方法をとっているなら、それは悪い勉強法です。なぜなら、問題を解こうとするための《試行錯誤》がまったくないからです。

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自分の勉強法、これでいいの?(学ぶときの心がけ)

結城浩

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結城浩

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本を書いて生活しています。著書は『数学ガール』『プログラマの数学』『数学文章作法』『暗号技術入門』など多数。詳しい活動内容は https://mm.hyuki.net/n/n5f00c9cd281c をご覧ください。2014年度の日本数学会出版賞を受賞しました。