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同じ参考書で勉強しても成績に差が付くのはなぜか(学ぶときの心がけ)

質問

同じ参考書を使って勉強しているのに、人によって成績に差が付いてしまうというのをよく見かけます。どうしてそんなふうに差が付くのでしょうか。成績が良い人は、何か効率的な勉強方法をしているのでしょうか。それとも勉強にも「素質」があるということでしょうか。

結城浩のメールマガジン 2019年4月9日 Vol.367 より

回答

ご質問ありがとうございます。

あなたの質問の通り、同じ参考書を使って勉強しているのに成績に差が付くというのはよく見かけますね。

差が付く理由

大きな話なので一概には言えませんが、差が付く理由を考えると、

・もともとの能力に差があるから
・掛けている時間の量に差があるから
・時間の使い方に差があるから

を総合したものではないかと思います。「同じ参考書なのに成績に差が付く」ということは「使っている参考書だけで成績が決まるわけではない」ということの証拠です。良い参考書を選ぶのは大事ですが、それは成績を良くすることの一部にしか過ぎません。

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