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あふれそうなときの心の健康法(仕事の心がけ)

結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2017年3月21日 Vol.260 より

はじめに

最近、家庭の事情により、仕事に掛けられる意識や時間がだいぶ減っています(注:この文章は2017年に書かれたものです)。

自分の思うように仕事が進められないというのは、イライラの原因にもなりますし、不安にも結びつきやすいです。

けっこうつらい状況だな、と考えていたとき、結城は自分が以前書いていた「プログラマの心の健康」という文章を思い出しました。

この文章は、結城がプログラムの開発をしていて、つらい状況だったときのことを振り返って書いた文章です。この文章は多くの人の共感を得ましたが、結城自身のつらい状況を整理してくれた文章でもあります。

この時代の若い自分と、現在の自分とでは年代も問題も違うのですが、でも「つらい状況である」という共通点もあります。

ありがたいことに、若いときよりは、つらい状況を「いなす」のはうまくなってきているようです。現在の状況は、きっと、二十代のわたしならうまく受け止められなかったんじゃないだろうか、とも思います。

以下では「あふれそうなときの心の健康法」を列挙してみたいと思います。それは、これを読んでいるあなたのためというよりは、私自身のためかもしれませんけれど。

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