見出し画像

行く水に数かくよりもはかなきは思はぬ人を思ふなりけり

#読人しらず #古今和歌集 522 #jtanka #短歌 #恋

流れていく水に数を書くよりもはかないことは、私のことを思っていないあの人を思うことだなあ。

「数かく」は数を数えるために線を引くこと。

「思ふ」は恋しいと思う気持ち。「人」はわざわざ言わなくてもわかるあの人、恋しい人、思い人のこと。

ゆくみずに かずかくよりも はかなきは おもはぬひとを おもふなりけり
ゆくみずに かずかくよりも はかなきは おもわぬひとを おもうなりけり



いただいたサポートは、本やコンピュータを買い、さまざまなWebサービスに触れ、結城が知見を深める費用として感謝しつつ使わせていただきます! アマゾンに書評を書いてくださるのも大きなサポートになりますので、よろしくお願いします。 https://amzn.to/2GRquOl