奥義は出し惜しみせずに公開しよう(文章を書く心がけ)
※この文章は結城メルマガVol.253からの抜粋です。購入すると電子書籍(epubとPDF)がダウンロードできます。
もしもあなたが、何かを作る人間で、
「これこそ自分のコアコンピタンスにして奥義中の奥義!」
というものを持っているなら、それを公開することを考えてみてください。
ブログ記事にしてもいいし、本に書くのもいいでしょう。とにかく「奥義」とやらが形にできるなら、できるだけ早く形にして公開することを検討してみてください。
これを盗まれたなら、自分は何もできなくなると恐れて、その「奥義」を隠してしまうのは、もしかしたら賢明なことではないかもしれません。
私の経験からお話しすると、自分のノウハウは、いくら公開しても絶対に損することはありません。また、何らかの形で誰かに真似されても決して損することはありません。これは私の持論です。
むしろ真逆です。自分が持っている奥義やノウハウを、どのようにしたら公開できるかに心を注ぐと「いいこと」が起きます。なぜか、やりたがらない人が多いようですけれど。
自分のノウハウや奥義を他人に説明したら、簡単にパクられてしまうじゃないかと恐れる人がいます。でも、そんなに簡単にパクられてしまうなら、そもそもそれは大したノウハウでも奥義でもなかったのです。つまり、そこに自分の軸足を乗せるべきものではなかったといえます。
ここから先は
1,736字
/
2ファイル
¥ 200
あなたからいただいたチップは、本やコンピュータを買い、多様なWebサービスに触れ、結城が知見を深める費用として感謝しつつ使わせていただきます! アマゾンに書評を書いてくださることも大きな支援になりますので、よろしくお願いします。 https://amzn.to/2GRquOl