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奥義は出し惜しみせずに公開しよう(文章を書く心がけ)

※この文章は結城メルマガVol.253からの抜粋です。購入すると電子書籍(epubとPDF)がダウンロードできます。

もしもあなたが、何かを作る人間で、

 「これこそ自分のコアコンピタンスにして奥義中の奥義!」

というものを持っているなら、それを公開することを考えてみてください。

ブログ記事にしてもいいし、本に書くのもいいでしょう。とにかく「奥義」とやらが形にできるなら、できるだけ早く形にして公開することを検討してみてください。

これを盗まれたなら、自分は何もできなくなると恐れて、その「奥義」を隠してしまうのは、もしかしたら賢明なことではないかもしれません。

私の経験からお話しすると、自分のノウハウは、いくら公開しても絶対に損することはありません。また、何らかの形で誰かに真似されても決して損することはありません。これは私の持論です。

むしろ真逆です。自分が持っている奥義やノウハウを、どのようにしたら公開できるかに心を注ぐと「いいこと」が起きます。なぜか、やりたがらない人が多いようですけれど。

自分のノウハウや奥義を他人に説明したら、簡単にパクられてしまうじゃないかと恐れる人がいます。でも、そんなに簡単にパクられてしまうなら、そもそもそれは大したノウハウでも奥義でもなかったのです。つまり、そこに自分の軸足を乗せるべきものではなかったといえます。

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