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嫌な「心の声」をどう扱うか(心の健康)

質問

結城さんがnoteに書かれた「他人を見下す癖は治すべきか」を読んで思ったことを質問させてください。

私もときおり、心のどこかで他人を見下してしまうことがあります。たとえば友達と一緒にいて、その人が何かにもたついていたりすると、「なんでそんなこともすぐできないのか」みたいな心の声がするのです。

別に自分がもたつくこともあるはずですし、そんな風に思いたいわけではまったくありません。他人を見下す心の声が聞こえると、自分自身それでちょっと嫌な気持ちになります。

なるべく気にせず、表にも出さないようにしているつもりですが、ときどき気になってしまうのも事実です。こういったことは誰しもあるのでしょうか。

自分の心の嫌なところとうまくやっていくには、どうしたらいいでしょうか。

結城浩のメールマガジン 2020年6月23日 Vol.430 より

回答

ご質問ありがとうございます。

あなたがいうような「心の声」は多かれ少なかれ誰しもあると思います。他人を見下す声、非道徳的な思い、よこしまな考え、ズルをする気持ち……それらは程度や頻度の差はあっても、どんな人の心にも浮かぶものです。

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