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自分がどれだけちゃんと勉強しているかを調べる「索引ゲーム」(思い出の日記)

今日は、自分がどれだけちゃんと勉強しているかを調べる方法の一つ「索引ゲーム」をご紹介します。

たとえば「カタラン数」でも「Javaのメモリモデル」でも「公開鍵暗号」でも何でもいいですが、自分が何かを学んだとしますよね。

そうしたら、本屋さんにいって、自分がまだ未読の関連書籍を見つけてきます。そして、自分が学んだ項目を本の最後にある「索引」から探します。見つけたら、ページを開く前にそこに何が書かれているかを想像します。

それから、そのページを開く。

・想像が当たったら、あなたの勝ち。
・当たらなかったら(さらには理解できなかったら)、あなたの負け。
・どちらでもなかったら、あなたの得(勉強になるから)。

ゲームみたいで楽しいですよ。

Javaのスレッド本を書いているときには、スレッドに関してかなり「勝ち」でした。コンボリューションを書いていたときには、母関数を用いたカタラン数の一般項の導出に関してかなり「勝ち」でした。あれは気持ちよかった。難しそうな数学書を(少なくともその一点に関してだけは)片っ端から読破した(ような気分になれた)のですから。

ぜひ、お試しくださいね。

※2007年7月17日の「結城浩の日記」から。
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