見出し画像

自分がどれだけちゃんと勉強しているかを調べる「索引ゲーム」(思い出の日記)

今日は、自分がどれだけちゃんと勉強しているかを調べる方法の一つ「索引ゲーム」をご紹介します。

たとえば「カタラン数」でも「Javaのメモリモデル」でも「公開鍵暗号」でも何でもいいですが、自分が何かを学んだとしますよね。

そうしたら、本屋さんにいって、自分がまだ未読の関連書籍を見つけてきます。そして、自分が学んだ項目を本の最後にある「索引」から探します。見つけたら、ページを開く前にそこに何が書かれているかを想像します。

それから、そのページを開く。

・想像が当たったら、あなたの勝ち。
・当たらなかったら(さらには理解できなかったら)、あなたの負け。
・どちらでもなかったら、あなたの得(勉強になるから)。

ゲームみたいで楽しいですよ。

Javaのスレッド本を書いているときには、スレッドに関してかなり「勝ち」でした。コンボリューションを書いていたときには、母関数を用いたカタラン数の一般項の導出に関してかなり「勝ち」でした。あれは気持ちよかった。難しそうな数学書を(少なくともその一点に関してだけは)片っ端から読破した(ような気分になれた)のですから。

ぜひ、お試しくださいね。

※2007年7月17日の「結城浩の日記」から。
http://www.hyuki.com/d/

※結城浩はメールマガジンを毎週発行しています。あなたも購読してみませんか。
http://www.hyuki.com/mm/

※Photo by webtreats.
https://www.flickr.com/photos/webtreatsetc/4185326903/

※以降に文章はありません。「投げ銭」感謝。

続きをみるには

残り 0字

¥ 100

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

いただいたサポートは、本やコンピュータを買い、さまざまなWebサービスに触れ、結城が知見を深める費用として感謝しつつ使わせていただきます! アマゾンに書評を書いてくださるのも大きなサポートになりますので、よろしくお願いします。 https://amzn.to/2GRquOl