自然な笑顔を大切に(コミュニケーションのヒント)
※全文を公開している「投げ銭」スタイルのノートです。
人と会って話すときには、笑顔はとても大切です。
これは当たり前の話です。でも、普段から意識していないと、笑顔で話すのは難しいですよね。
こちらが笑顔になると、相手も笑顔になります。これは、とても不思議な「笑顔の法則」です。
私はときどきマクドナルドでこの「笑顔の法則」を試します。
店員「何になさいますか?」
私「ホットコーヒーのSをお願いします」
(ここで店員さんを見て「にっこり」する)
店員「はい、100円になります」
(店員さんは、私の笑顔を見て「にっこり」する)
もちろんマクドナルドの店員さんは普段から笑顔なのですが、こちらが笑顔だと店員さんの笑顔もグレードアップします。いわば、「営業用の笑顔」から「本物の笑顔」に変化するのです。ぜひお試しください。
仕事の話し合いでも、基本は笑顔です。
相手に説明をするときも笑顔。相手の発言を聞くときも笑顔。もちろん相づちを打つときも笑顔です。笑顔は「私はあなたに敵意を持っていませんよ」という気持ちを相手に深いレベルで示す良い方法です。
笑顔は大切。これは誰しも同意してもらえると思います。
さて。
ここで注意が一つあります。それは「わざとらしい笑顔は逆効果」ということ。
「この人は、にこやかな人だな」と感じさせる笑顔は良いものです。しかし「この人は、仕事だからしかたなく笑顔を作ってるんだな」と感じさせる笑顔は良くありません。作りもののような笑顔は、あなたの発言の信頼度も落としてしまう場合があります。「この人の発言は、本気なのかな?」と疑念を相手に抱かせてしまうからです。
笑顔で接しましょう。でも、わざとらしい笑顔は逆効果。
…そんなことを言われたら「ずいぶん難易度が高い要求だな」と困ってしまいますね。
どうすれば良いでしょう。
わざとらしくない笑顔で相手に接するよい方法は、実は簡単です。
「本当に相手に好意を持てばよい」のです。
・この人は、自分のためにわざわざ時間を作ってくれた。
・私の話を聞いてくれる。
・私に話を聞かせてくれる。
…そういう小さな一つ一つのことに対して「感謝の気持ち」を持ってみましょう。難しかったら、せめて「感謝の気持ちを持ちたいな」と思ってみましょう。言葉に出して「あなたに感謝します」なんて無理に言う必要はありません。わざとらしくなっちゃいますからね。
ともかく、感謝の気持ちを心の中でイメージしてみましょう。
その上で、ちょっと微笑んでみればよいのです。
ほら。自然な笑顔!
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