疲れているときに(日々の日記)
結城は、疲れているときやがっかりしているとき、他の人をはげましたり応援したくなる。それは、自分にも何か見返りが欲しいという気持ちとは少し違う。自分が受け取りたいものを、せめて人には渡したいという気持ちなのだ。
よく似ているのは、身体が疲れてこわばっているとき、妻の肩を揉んだり背中をマッサージしたくなること。なぜかわからないけれど、自分が苦しいところを見極めて相手に仕えると、自分も楽になる。不思議な法則がそこにある。
聖書の「してほしいと望むことは、人々にもそのとおりにせよ(マタイ7:12)」という真理に通じるものがあるだろうか。
結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2016年8月2日 Vol.227 より
結城浩はメールマガジンを毎週発行しています。
いいなと思ったら応援しよう!
あなたからいただいたチップは、本やコンピュータを買い、多様なWebサービスに触れ、結城が知見を深める費用として感謝しつつ使わせていただきます! アマゾンに書評を書いてくださることも大きな支援になりますので、よろしくお願いします。
https://amzn.to/2GRquOl