小説家、読者との距離感を考えつつも不安になる(文章を書く心がけ)
質問
結城さんに質問です。
作者は、読者との距離感をどうとらえると良いでしょうか。
ふだん、小説を書いています。自分の好きなことが届くよう、丁寧になるべく読者のことを考えるように心がけています。読者は、小説を読むか否かを自由に選択できますし、自由な感想を持てます。そのことに敬意は持ちたいですし、読者の反応をうまく引き出せないときがあっても、継続して作品を作ろうと思います。
……と、ここまでは良いのですが、いざ作品を出すには、すごく勇気が要ります。不安にもなります。つまらないことを気にしてしまいます。
読者を信頼したいですが、期待が大きすぎるのかもしれません。かといって距離を取ると、せっかく良い感想を受け取っても、気持ちが希薄になってしまいます。大切に感想を受け取れてない気がします。
読者との距離感をどうしたら良いでしょうか。
回答
ご質問ありがとうございます。
小説を書いていらっしゃるのですね。あなたは、読者のことを考えていらっしゃるので、あなたの抱いている感覚や質問は非常に大切だと思います。
といっても、私があなたに「こうしたら良い」と断言するわけにはいきません。ですから、以下に書くのは、あくまで私が思っていることです。あとはあなたのご判断で。
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