
角の立たない伝え方(教えるときの心がけ)
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結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2018年6月19日 Vol.325 より
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質問
「自分の考えていることを伝えたい」と思っています。
人と話しているときに「この人とは考えが違うな」ということが多いです。
そんなとき、うまく自分の考えを相手に伝えたいのですが、伝える時点で相手に反対しているようになってしまい、角が立ってしまいます。
しかし、結城先生の文章にはそのような印象を感じません。
先生がご自分の考えを相手に伝えるとき、角が立たないようにされているのでしょうか…
もしあれば、どのような工夫をなさっているか、教えてほしいです。
回答
ご質問ありがとうございます。
以下はあくまで自分の「心がけ」とご理解ください(つまり、心がけてはいるものの、実際にできてるかどうか怪しい場合もよくあるという意味です)。
結城は「角が立たないようにしている」というよりも「相手を動かそうとしていない」ように思います。
角の立たない伝え方(教えるときの心がけ)
結城浩
200円

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本を書いて生活しています。著書は『数学ガール』『プログラマの数学』『数学文章作法』『暗号技術入門』など多数。詳しい活動内容は https://mm.hyuki.net/n/n5f00c9cd281c をご覧ください。2014年度の日本数学会出版賞を受賞しました。