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キャラクタのセリフが説教くさくなってしまう(文章を書く心がけ)

質問

結城先生に質問したいことがあります。

私はマンガを描いています。

その際、「自分が伝えたいこと」や「重要なこと」をキャラクタに語らせるとき、どうしても説教くさくなってしまいます

自分なりにやさしい言葉でキャラクタに語らせても、説教くさくなるのは変わりません。

でも、結城先生の『数学ガール』では、役立つことを語っているのに説教くさく感じません。

この違いはどこからくるのでしょうか。

何か大切にしていることがあるのでしょうか。

結城浩のメールマガジン 2018年4月3日 Vol.314 より


回答

ご質問ありがとうございます。

伝えたいことを、キャラクタに言わせてはいけない

まず第一に、

自分が伝えたいことをキャラクタに「言わせる」のはダメ

と思ってください。作者である「あなた」が言いたいことを「キャラクタ」に言わせるのはよくないのです。

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