数式って言葉なんだよ(結城浩ミニ文庫)
季刊誌「プレジデントFamily」誌に寄稿したコラムです。
本は好きだけど算数はちょっと苦手かなという小学生に向けて書いた、結城浩からの「お手紙」です。
* * *
こんにちは。
この文章を読んでいるあなたへ。
あなたは、小学生ですか。
あなたがこの文章を読んでいるのは、親から「これ読みなさい!」と言われたからでしょうか。いや、でも、そんなことはどうでもいいよね。
* * *
「言葉」は、誰かが何かを伝えるためにあるものです。
あなたは、すてきなことを何か思いついたとき、誰かに話したくなりますよね。「あのね、こんなことを考えたんだよ。聞いて聞いて!」というふうに。そのとき、あなたは言葉を使います。
数学も……算数も同じです。算数に出てくる数や量を正確に人に伝えたいと思ったら、へたに日本語で伝えるよりも、数式を使ったほうが正確に伝わります。なぜなら、数式はまさにそのためにあるからです……
※結城メルマガVol.231で配信されたものです。
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