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「マウンティング」や「知識のひけらかし」と誤解されないために(コミュニケーションのヒント)

質問

結城さん、こんにちは。

デザイン、IT、音楽、美術など、専門性を必要とするあらゆる分野で起きそうな話です。

深く突っ込んだ話や、専門知識を含んだ質問をするとき、「マウンティングしようとしている」や「知識をひけらかしている」と受け取られてしまいがちじゃないでしょうか。

そのような状況は建設的ではありませんし、お互いに嫌な思いをすることになります。

マウンティングと取られず、知識をひけらかしていると取られないようにするには、どんな工夫をすればいいでしょうか。

結城浩のメールマガジン 2019年8月20日 Vol.386 より

回答

ご質問ありがとうございます。

「マウンティング」や「マウントを取る」というのは、陰に陽に「自分はあなたよりも上」という立場を取り、その優位な立場に立ったまま話を進めようとする行為全般ですね。

マウントを取りに来ていると見なされず、知識をひけらかしているとも思われないようにする……というのは、想像以上に難しい問題で、人間の対話の微妙な点に触れると思います。

一応、話す人は実際にマウントを取りたがっているわけではないということを話の前提としますね。無意識のうちにマウントを取ろうとしちゃう人は少なからずいますので、それまで考えると話がややこしくなってしまいますから。あくまで、マウントを取りたがっていると「誤解」されないようにする工夫の話に絞りましょう。


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