学びの場面、四態(学ぶときの心がけ)
質問
結城さんに質問があります。
高校生の中には「受験に必要ないものは勉強しない」という姿勢の人がいます。でもそれはもったいないと思います。
一度でも「勉強の楽しさ」を知ることができたら、そのような考えにはならないと思うんですが、現代でそれは難しいのでしょうか。
結城さんはどのようなきっかけで「勉強の楽しさ」を知りましたか。
結城浩のメールマガジン 2018年3月20日 Vol.312 より
回答
ご質問ありがとうございます。
「勉強の楽しさ」とは少し話がずれますが、学びに関して思うことをいくつか書きます。やや話が発散していることをご了承ください。
家庭で学ぶ --- 生活の一部としての勉強
自分の過去を振り返ってみたのですが「勉強って楽しいな」とはっきりと意識したきっかけは思い出せません。何歳のころに「勉強って楽しい!」と初めて感じたのか……
「きっかけ」や時期についてははっきりしませんね。ただ、父が教師だったので「本を読むこと」や「学ぶこと」は生活の一部としてあたりまえでした。
何かを知ったり、学んだり、伝えたり、教えたり。
そういった活動は、家庭生活の中で普通のできごとでした。
ここから先は
2,254字
/
1画像
¥ 200
期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
あなたからいただいたチップは、本やコンピュータを買い、多様なWebサービスに触れ、結城が知見を深める費用として感謝しつつ使わせていただきます! アマゾンに書評を書いてくださることも大きな支援になりますので、よろしくお願いします。 https://amzn.to/2GRquOl