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大学数学はどのようにノートをとればいいか(学ぶときの心がけ)

質問

大学数学のノートのとり方についてお聞かせください。

板書や配布プリントなどの授業での資料や、教科書や参考書を見ますと大学数学では、

 定理が出る→証明→また別の定理→証明→……

のように淡々と進んでいきます。逐一演習を挟んでくれる高校数学と違って、知識や意味がなかなか定着できません。

かといって教科書の説明を一字一句書くのは大変ですし、さながら「人間コピー機」にでもなった気がして気持ち悪いです。

大学数学のノートは、どういう気持ちや方法を心がけてとるべきなんでしょうか。

結城浩のメールマガジン 2021年9月14日 Vol.494 より

回答

ご質問ありがとうございます。

まず、こういう質問は授業をしている教員に対して向けることをお勧めします。「専門家に直接質問をぶつけて、適切な答えをもらえる」というのは、あなたが大学に授業料を払って得られる大きなサービスの一つですから。

これで回答が終わるのも何ですので、私の思っていることを少し書きます。

なお、結城は数学読み物を書いていますが、数学者ではありませんし、数学科を出たわけでもありません。その点、誤解なきようお願いいたします。

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