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勉強が「できる子」へのケア(学ぶときの心がけ)

質問

小学校でも中学校でも、算数や数学がわからない生徒へのケアは厚いのに、わかる子や楽しい子へのケアがなかったり、邪魔者扱いされたりすることが多いようです。

周囲に聞いても「学力の高い高校に入るまで辛かった」という人が多いです。勉強ができることはよくないことではないですよね?

結城浩のメールマガジン 2020年1月14日 Vol.407 より

回答

もちろんです。勉強ができることはよくないことではありません。

最初にお断りしておきますが、教育はたくさんの要素が絡む話ですし、また「ケース・バイ・ケース」であることも多いので、私がここで書くのは、ほんの一側面にすぎません。

教室にはたくさんの生徒がいます。その中で「できる子」よりも「できない子」がケアされるのは仕方がないですし、そうあるべきだと思います。どうしても「できる子」は後回しになりがちでしょうね。

しかしながら、だからといって「できる子」が放置されたり、ましてや邪魔者扱いされるべきではありません。といっても、不適切なケアをされるくらいならば、放置された方がいいことはよくありそうですけれど。

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