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自分のことをわかってもらいたいけれど、うまく自己主張できない(コミュニケーションのヒント)

質問

本当は気にしなくてもいいはずのことですが、頭ではわかっていても心でわからないため質問させていただきます。

「自分はこういう人間である」ということを周りの人にわかってもらいたいのですが、なかなかうまく行きません。

また、わかってもらわなくても大丈夫だと頭では考えているのですが、自分のことをわかってもらえないと悲しくなります。

「聞き流す」「根拠のない自信を持つ」などいろいろな解決方法があると考えています。しかし、「〇〇って△△だよね」と言われたときに、「争いたくない」+「うかつなことは言えない」と考えて同調してしまうくせがあり、反論やスルースキルが自分にはいまのところありません。どのようにしたらうまく自己主張できるでしょうか。

結城浩のメールマガジン 2018年7月24日 Vol.330 より

回答

ご質問ありがとうございます。

まず最初に「『自分はこういう人間である』というのを周りの人にわかってもらいたい」というのはとても自然な気持ちです。そしてわかってもらえないというのは悲しいことです。

周りの人があなたのことをわかろうがわかるまいが、あなた自身の存在は完全にOKです。まわりの人の理解や無理解は、あなた自身の価値や存在にみじんの影響もあたえません。それを踏まえた上で、でも、周りの人に理解してもらいたいという気持ちを抱くこともまた大変に自然なことです。

あなたの質問を読んだときに結城が感じたのは「表面にあらわれることとあらわれないこと」についてでした。「外面と内面」ともいえます。もとから結論の出る話ではないのですけれど、以下それについて書きます。

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自分のことをわかってもらいたいけれど、うまく自己主張できない(コミュニケーションのヒント)

結城浩

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結城浩

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結城浩です。はげまされるのはとってもうれしい!
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本を書いて生活しています。著書は『数学ガール』『プログラマの数学』『数学文章作法』『暗号技術入門』など多数。詳しい活動内容は https://mm.hyuki.net/n/n5f00c9cd281c をご覧ください。2014年度の日本数学会出版賞を受賞しました。