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小説書き、他者と自分を比較してしまう(文章を書く心がけ)

質問

はじめまして。いつも結城先生の本を読ませていただいております。

私の趣味の一つに「小説を書く」があります。ささやかな小説ですが、インターネット上の投稿サイトに発表しています。

Twitter上で作家仲間と繋がって、お互いの作品を披露し合う機会もあります。そこでよく感じるのは、私は「他者と自分を比較しがち」だということです。

投稿サイトやTwitterでの反応の数が、他の作家に比べて劣っている。作品の中身を読んでも、自分の作品は他人のそれに比べて劣っている。

この「他人と比べてしまう癖」で、頭を掻き毟って、心臓を何かで穿いてやりたいほど、苦しい思いに見舞われることが多々あります。

自分の作品は駄作だ、周りの皆は僕より若いのに、経験も浅いのに、素晴らしい作品を続々と発表している……こんな感じに。

この「他人と比べてしまう癖」と上手に付き合うためには、どのように考え、行動すればよいのでしょうか。

結城先生のご意見をお聞かせいただければ幸いです。

結城浩のメールマガジン 2021年4月13日 Vol.472 より


回答

ご質問ありがとうございます。どうしても比較してしまいますよね。よくわかります。以下の3点をお話ししましょう。

  • みんなあなたと同じ

  • 作品は自分自身ではない

  • そこに理解のカギがある


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