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お風呂の手書きメモ/苦労は進捗ではない/踊るようにシューズを履く/文章を書く場所/心が遊べる空間確保/

結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2023年10月24日 Vol.604


はじめに

こんにちは、結城浩です。


結城浩ニュースレターの話。

あなたがいまお読みになっているのは「結城浩のメールマガジン」ですが、これとは別に「結城浩ニュースレター」というものも存在します。

結城浩ニュースレターは、結城の活動をリンク集のような形でご紹介する無料のニュースレターで毎月一回発行しています。メールをご登録いただくとそのアドレスに届きますし、これまでのメールはすべてWebでも読むことができます。

ぜひチェックしてみてください!

◆結城浩ニュースレター

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それでは、今週の結城メルマガも、どうぞごゆっくりお読みください。



目次

  • お風呂の手書きメモをめぐって思い出へ

  • 作業に伴う苦労と仮想的役割の切り換え - 仕事の心がけ

  • 玄関で、ダンスを踊るようにシューズを履く

  • 文章を書く「場所」のことをいつも考えている

  • 自由に遊べる空間の確保 - 心の健康




お風呂の手書きメモをめぐって思い出へ

お風呂で手書きのメモを書くことがすっかり習慣になりました。

「風が吹けば桶屋が儲かる」的な説明をしてみます。

(1)新しいプリンタを買いました。ところが、コピー用紙と相性が悪いのか、プリントアウトした紙が熱でくるりんとカールしてしまいます。困った。そこで——

(2)厚手のプリンタ用紙を買いました。これでカールが少なくなりました。よかったよかった。ところが、厚手のプリンタ用紙はちょっぴり値段がお高い。プリント後の紙をすぐ捨てるのはしのびない。そこで——

(3)A4用紙をA5に裁断してメモ用紙として使うことにしました。厚手の紙はメモ用紙にぴったり。束にして家のあちこちに配置しておき、どこでも書けるようにしました。特に——

(4)厚手の紙なのでお風呂でのメモ用紙にぴったり。ペーパーバインダーに挟んでお風呂の蓋を机にして毎日せっせとメモを書いているというわけです。

ということで「新しいプリンタを買えばお風呂メモが習慣になる」ということわざ(?)が生まれました(生まれてません)。

ところでこのよくわからない因果の連鎖はまだ続いています。

手書きメモの紙がたまっていくと管理場所に困るので、Scannableというアプリで写真に撮り、Evernoteの「ホワイトボード日記」というノートブックに保存しています。このノートブックには現在183個のノートがあります。ずいぶんたまりましたね。

どうしてノートブック名が「お風呂日記」ではなくて「ホワイトボード日記」になっているかというと、当初はホワイトボードに書いていたものをScannableで撮影していたからです。現在はA5に裁断した厚手のプリンタ用紙に書いたものばかりになりました。お風呂日記がホワイトボード日記をのっとった形です。

手書きのお風呂日記はときどき「結城浩の作業ログ」でも紹介しています。公開するのは不適切な個人情報もあるので、そういうところはモザイクを掛けていますけれどね。メルマガでもいくつか紹介してみましょう。もうちょっと字がきれいだとカッコいいんですけれど……

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