自己肯定感/冒頭をわかりやすく書こう/頼まれごとが多い/手間を掛けずに残り作業の規模感をつかむ/
結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2022年10月25日 Vol.552
はじめに
こんにちは、結城浩です。
先週から、Web連載「数学ガールの秘密ノート」の新シーズンが始まりました!
今回のシーズン38、エピソード1は小学校で習った「テコの原理」の話題です。
どんな対話が始まるでしょうか。最新回は一週間、どなたでも無料で読めますのでぜひどうぞ。
◆第371回 テコの原理(前編) - Web連載「数学ガールの秘密ノート」
ちなみに、今シーズンのアイキャッチ画像は、画像を作るAIシステム「Stable Diffusion」を使って作成しました。
◆Stable Diffusionで作ったアイキャッチ画像
「この技術はどんなものかな」と試していたものをお仕事に投入できて、たいへんうれしいですね。
Stable Diffusionについては、結城メルマガVol.549でも紹介しました。
◆AIシステム「Stable Diffusion」で楽しむ美しい画像の世界
Stable Diffusionで作った画像を数十点、ArtStationで公開していますので、よろしければご覧ください。
◆ArtStation - Hiroshi Yuki
https://artstation.com/hyuki0000/
◆最近の作品から(サムネール集)
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それでは今回の結城メルマガもどうぞごゆっくりお読みください。
目次
自己肯定感と科学的視点 - 散歩しながら考えたこと
noteやブログを書く人は、冒頭をわかりやすく書きましょう - 文章を書く心がけ
頼まれてばかりいる自分、実は軽んじられている? - 仕事の心がけ
手間を掛けずに残り作業の規模感をつかむ方法 - 本を書く心がけ
自己肯定感と科学的視点 - 散歩しながら考えたこと
おはようございます。朝の散歩に出かけました。
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セルフイメージの取り扱いについて考えることがときどきあります。
いろんな方から「結城浩に聞いてみよう」を通じて質問をいただきます。たくさん送っていただくので(感謝)、結城が回答できるのは送っていただいたもののうちほんの一部になります。質問の中には「悩みごと相談」に近いものもあります。
一つ一つの質問は、向こう側に質問者という人間が存在するわけで、一人一人は個別の人間ですからあまりパターン化して考えるべきではないと思っています。
しかしながら、ものすごくざっくりいうと「セルフイメージの取り扱いに悩む」ケースは散見されます。これは流行の表現なのかもしれませんが「自己肯定感が不足していて悩む」と言い換えてもいいかもしれません。
* * *
何か出来事が起きる。起きた出来事が現在の自分の望まないものであった場合に「私はいつもこうだ。いつもこうなる私はダメな存在だ」と自分に引き寄せて考えてしまうケースがあります。もちろん、それは一例にすぎません。型にはめるものではありませんが、そのような傾向が背後に感じられるという意味です。
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