趣味で書く小説、どうしても他人と比べてしまい書けなくなった(文章を書く心がけ)
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趣味で書く小説、どうしても他人と比べてしまい書けなくなった(文章を書く心がけ)

結城浩

質問

こんにちは。

わたしは趣味で小説を書いています。

昔は「書かずにはいられなかった」ように思います。まだ今ほど小説を読んでもらうプラットフォームもなかったため、見える範囲ではそこそこ人気のある方だったと思います。井の中の蛙でした。今はTwitterやpixivがあって、自分より素晴らしい小説を書く人がたくさん目に入ってきます。

小説を書くことではなく反応をもらえることが楽しかっただけだと気付きました。

書きたいものはあるのに思い通りに書けません。どうしても「あの人たちのように書けない」と筆が止まります。

他人と比べるものではないとわかっていても比べてしまいます。努力すれば良いと分かっているのに努力せず、努力しないから上達もせず、ただ人のいいねの数を見て羨んで努力もしない自分に嫌気がさして落ち込んでいます。

愚痴になってしまってすみません。

他人を気にせず努力するために、心がけていることや取り組んでいることがあれば教えてください。

結城浩のメールマガジン 2021年6月8日 Vol.480 より

回答

ご質問ありがとうございます。小説を書くのが趣味というのはいいですね!

他人と比較してしまう」という悩みは、非常に多くの人が抱くものです。現代は他の人の活動が見えやすくなる時代ですし、しかもいろんなランキングが数値化されてダイレクトに比較できてしまいます。なので「他人と比較してしまう」という悩みは以前よりも多くなっているでしょうね。

あなたのご質問を読みながら思うこととして、次のような話をさせてください。

  • どんなときに他人と比較してしまうか

  • 活動の方向性を確かめたいときにどうするか

  • 「書きたいものがある」の次に何を考えるか

  • 《オリジナリティ》はどこから生まれるか

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結城浩

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結城浩

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結城浩
本を書く生活がもうすぐ30年目。著書は『数学ガール』『プログラマの数学』『暗号技術入門』『数学文章作法』など50冊以上。活動内容は https://mm.hyuki.net/n/n5f00c9cd281c をご覧ください。2014年度の日本数学会出版賞を受賞しました。