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人生を歩む

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誰しも「どんなふうに生きていこうか」と思うことがあるものです。答えがポンと出てくるわけじゃありませんけれど、あれこれ悩みつつ、日々を歩んでいきましょう。そんな文章をまとめたマガジ… もっと読む
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2024年4月の記事一覧

自分が与えてばかりの恋愛に疑問(人生を歩む)

質問結城先生、こんにちは。 私の恋人についてご相談です。 一般論ですが「円満な人間関係を築くには、まず自分から与えよ」という態度があると思います。それに関連して私は「相手に対して笑顔で接する」「相手のやる気が出る言い方をする」「相手の仕事やプライベートの活動を支援する」などを実践しています。 しかし、私が「与える」ことが当然となってしまい、私が「与える」ことができないと恋人が怒るようになってしまったことで悩んでいます。 私も人間なので、余裕がなくなって「与え」られなく

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大学に行く意味がわからない(人生を歩む)

質問高校生です。進路相談です。大学に行く意味がわかりません。 進学校なのでみな当然のように大学を目指して勉強しています。でも自分はそこまで受験にのめり込めません。『数学ガール』の「僕」は受験には少し懐疑的ですけれど、受験そのものについては受け入れていますよね。自分はそこまでもいけません。 かといって自分に何か才能があって、大学などいかなくてもそれを伸ばしていけるとも思えませんし、そもそも特別にやりたいことがあるわけでもないのです。 ただ、単純に受験に意味を見いだせないだ

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大学生、自分のキャリアをどのように選択するか(仕事の心がけ)

質問結城先生に質問です。 先生がなぜ、作家というお仕事をされているかを教えてください。これは先生のことであり、先生の考え方が私にも必ず当てはまるわけではないことは承知の上での質問です。 私はいま大学生で、就活をしています。これから自分のファーストキャリアを選択するわけですが、「昔から憧れ続けたけれど不安定な仕事をする」か「夢は諦めて手に職をつける」か迷っています。作家というお仕事は決して安定しているわけではないと思います。 私のいう「昔から憧れ続けたけれど不安定な仕事」

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自分を客観視できず困る(心の健康)

質問結城さんこんにちは。 私は自分を客観視することが苦手です。さまざまな場面(会話、人間関係、優先順位の決定、進路選択、自己分析など)で、いま自分はどのような立ち位置にいるのかが分からず、パニックに陥ってしまいます。 客観性というものは、どうしたら身につけられるのでしょうか。 回答ご質問ありがとうございます。 「客観性は、ズバリこうすれば身につく!」みたいな回答はできませんけれど、もしかしたら参考になるかもしれない話題を書きます。

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受験勉強で好奇心がなくなった(学ぶときの心がけ)

質問結城さん、好奇心を取り戻す方法を教えてください。 私は一年浪人して、自分のやりたいさまざまなことを、約二年間我慢し続けて勉強してきました。 そしていま、とりあえず大学に行けることが決まり、受験勉強から解放されて自由な時間が増えました。 でも、自分が受験前と変化していることに気付きました。それは、何にも興味がなくなってしまったということです。 受験前は少しでも不思議に思うことがあったら、熱中して調べたり考えたりしていたのですが、いまはまったくそんな気力がありません。

本当の幸せとは何か(人生を歩む)

質問宮沢賢治の言葉で「本当の幸いって何だろう?」と言うのがずっと頭に引っかかっています。 本当の幸せって何だと思いますか? 個人的には、貧乏でも家族が笑っていれば幸せだったように思います。 回答ご質問ありがとうございます。 特に答えは書きません(書けません)けれど「本当の幸せとは?」のような大きな質問に対して考えるときに注意していることがあります。それは、明確に考えるためには条件を設定する必要があるということです。当然のことですけれど。

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志望順位が低い大学に進学した大学一年生、学歴コンプレックスに悩む(学ぶときの心がけ)

質問結城先生、私は大学一年生です。学歴コンプレックスに悩まされてどうすればいいかわからなくなってきました。 私は英語が好きでしたが、就きたい職は決まっておらず、国際、文化など英語のいろいろな分野を学び、大学で好きな分野を知っていこうと思っていたので、分野に絞られていない学部のみ志望しました。 受験した三校のうち二校に落ち、浪人やそれ以外の道も考えた末「偏差値で授業の質は落ちるかもしれないが、学ぶ内容は同じようなことだ」と思い、志望順位が一番低い大学へ行くことにしました。

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大学一年生、人生の方向性が定まらない(人生を歩む)

質問結城先生へ。 こんにちは、大学一年生です。 高校時代まで運動部に所属していて「学校の授業と部活、授業の復習」で一日が終わるのをひたすら繰り返していたのですが、大学に入り、その競技のプロになれるわけでもないことに気づき、他に就きたい仕事も今はありません。 高校時代から、授業を聞いてテストで点数を取る程度の勉強はしていたので、今は人生の方向性を模索しながら大学の勉強をがんばっています。 今は便利な時代で、さまざまな成功者の習慣や考え方をインターネットを通して知ることが