文章を書く心がけ

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創造性は誰にでもあるのか

創造性は誰にでもあるのか

結城浩のメールマガジン 2019年5月7日 Vol.371 より 質問 どんな人でも0から1を作り出す創造性はあると思いますか。あるとしたらどうやってトレーニングすれば良いと思われますか。 回答 ご質問ありがとうございます。 創造性は、ほとんどの人が潜在的には持っていると思います。ただし、自分には創造性など無関係と思っていたり、自分には創造性などないと思っていたり、創造性を発揮するのが恐いと感じていたりすることも多いでしょうけれど。 どうすれば創造性のトレーニング

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自分の書く物語の登場人物と仲良くなりたい(文章を書く心がけ)

自分の書く物語の登場人物と仲良くなりたい(文章を書く心がけ)

質問 自分が書く物語の登場人物たちと、なかなか仲良くなれません。 彼らが彼らに対してどんなふうにふるまい、考え、語り合うのか、いつも手探りで書き進めているのですが、そうなるよう自分の都合で動かしてしまっているとも感じます。 Aさんのことを書いているとBさんのことがわからなくなるし、Bさんのことを考えるとAさんがわからなくなって、会話や行動はこれでおかしくないだろうか、と思いつつも確信が持てず、頭を抱えてしまいます。 読者さんにキャラクターの魅力を伝えたいのに、それ以前

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自分の文章をなかなか公開できない(文章を書く心がけ)

自分の文章をなかなか公開できない(文章を書く心がけ)

質問 結城さんのいろいろな文章を読んで、私もブログを始めたくなりました。 ただ、自分の内面をさらけ出すのは、やっぱり勇気がいります。公開を何度も考えましたが、なかなか行動に移せません。 Web日記やブログ、Twitterを長年続けている結城さんから、何かアドバイスをいただけませんか。 結城浩のメールマガジン 2019年1月8日 Vol.354 より 回答 ご質問ありがとうございます。また、結城の文章をお読みくださり、感謝です。 慣れるまでは、なかなか自分の文章を

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本を書き写す(文章を書く心がけ)

本を書き写す(文章を書く心がけ)

先日、ある方がネットで書いた文章を見て驚愕しました。その方は結城の本『数学文章作法 基礎編』をノートに書き写したというのです。 これまで『数学文章作法 基礎編』をタイプして写したという方は何人かいらして、それにもたいそう驚き、また感謝したものです。しかし今回は「手書き」で写したとのこと。書き写す作業を日課のように約五ヶ月続け、ノート一冊半になったらしいです。驚きです。 結城も、文章練習の一環として書籍を写すことがたまにありますが、そのときでもキーボードを使って入力します。

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読書感想文のテンプレート(文章を書く心がけ)

読書感想文のテンプレート(文章を書く心がけ)

結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2017年8月1日 Vol.279 より 夏休みの読書感想文 夏休みの宿題で「読書感想文」が課された経験は多くの人が持っていると思います。そして、とても苦労した思い出もありますよね。結城もそうです。 文章を書く仕事をしている身として、少しでも楽しく文章を書いてもらいたいと思い「読書感想文のテンプレート」をご紹介してみましょう。 ああ、小中学校時代の自分に教えてあげたい…… 読書感想文のテンプレート (1)主人公のセリフを書く

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いまの自分にしか書けない文章を、書こう!(文章を書く心がけ)

いまの自分にしか書けない文章を、書こう!(文章を書く心がけ)

「心の物語」というコーナーを先日アップデートしていました。 このコーナーは、結城が1996年(当時32歳)から2006年(当時42歳)にかけて書いていた短いお話たちを集めたもの。ほとんどが一分も掛からず読めるような、ほんとうに短い「物語」です。 これらの物語を書いたのは、何か目的があったわけではありません。でもいま読み返すと、私としては、これらを書いていたときの自分の心情を思い「なるほど」と感じるところがあります。 当時は自分なりに思い悩むことがありました。仕事のこと、

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「あたりまえ」を「あらためて」(文章を書く心がけ)

「あたりまえ」を「あらためて」(文章を書く心がけ)

結城は、「あたりまえ」のことを「あらためて」考えるのが好きです。 自分が見たもの、聞いたもの、ふと思いついたこと。それが「あたりまえ」だとしても「あらためて」考える。それを楽しく感じます。 「あたりまえ」というと、考えるのをそこでやめそうになります。だって、あたりまえなんですから。考えるまでもないことなんですから。でもあえてそこで「あらためて」考えてみる。 ・ほんとうに「あたりまえ」なのかな。 ・自分は「あたりまえ」と感じたけれど、実は違うんじゃないかな。 ・「あたりま

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まず、書きましょう。(文章を書く心がけ)

まず、書きましょう。(文章を書く心がけ)

結城のところには「文章が書けるようになりたい人」や「本が書けるようになりたい人」から、しばしばメールがやってきます。 大ざっぱにまとめるなら、こんなメールです。 文章が書けるようになりたいのですが、どうすればいいかわかりません。 本が書けるようになりたいのですが、どうすればいいかわかりません。 できるだけ個別には返信しているのですが、私の時間には限りがあるので、全員に返信することは不可能です。  * * * 文章が書けるようになりたい。本が書けるようになりたい。そ

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わざとゆっくり書く(文章を書く心がけ)

わざとゆっくり書く(文章を書く心がけ)

結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2015年8月4日 Vol.175 より いそいで書かなければいけないときには、ゆっくり書く方がいい 文章を書くときに《わざとゆっくり書く》という話をしましょう。 いそいで文章を書かなければならないとき、つい、いそいで文章を書いてしまいがちです。あたりまえのようですが、実はそれ、あまりいい方法ではありません。 いそいで文章を書かなければならないときほど、ゆっくり書いた方が短い時間で書き上げられることが多いものです。 とても逆説的

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長距離走と貝殻(文章を書く心がけ)

長距離走と貝殻(文章を書く心がけ)

購入すると同内容の電子書籍(epubとPDF)がダウンロードできます。 結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2014年12月9日 Vol.141 より 「文章を書く心がけ」のコーナーです。 国語の授業 中学校のころ。 中学校では、数学も英語もすごく楽しかった。はっきりと「学ぶべき次のこと」がわかった。たとえば関数。たとえば現在完了。先生が教えてくれる、それらの新しい事項を楽しんで学んだ。授業が始まる前にはわからなかったことが、授業が終わった後ではわかるようになって

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