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結城浩
2020年12月29日 16:24
質問充実した人生とは何ですか。回答ご質問ありがとうございます。「充実した」というのは主観的な感覚ですから、「充実した人生」は人によって異なると思います。言い換えると「充実した人生とは何か」という質問では「誰にとって」という情報が不可欠になります。さらに言うなら「誰にとって」を意識することは、「充実した人生」の意味を理解する上でも重要になるでしょう。なぜなら、自分の人生を他人と比べる
2019年7月26日 23:43
現代に生きるということ。「現代に生きるということ」などと大上段に構えてしまいましたが、たいした話を書こうというのではありません。ただ、ここ数年来感じていたことを言葉にしてみたいなと思っているだけです。結城は、Twitterにどっぷり浸かっていて、「ここで生活している」と表現してもおかしくはありません。それだけ頻繁にTwitterを読み、Twitterに書いています。Twitterにはい
2019年6月26日 21:54
※この文章を購入すると同内容の電子書籍(epubとPDF)がダウンロードできます。結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2016年1月26日 Vol.200 よりこれは「判断の重み」について結城が思うことをあれこれと書き連ねている文章です。●「大学いくのやめとけよ」というアドバイスの話結城は、大学に進学することを当然のこととして考えていた。両親とも大学進学について積極的だった。ある
2019年6月1日 21:43
生きている意味についてよく考える。私たちはふだん、当たり前のように日常生活を送っている。年齢に応じて、自分が与えられた環境に応じて生きている。具体的にいうなら、生徒や学生は学校に通い、社会人は会社に通う。家庭の仕事をしている人は、家にいて与えられた「業務」をこなす。休日になればいつもと違う日常を求めて出かけ、思い思いに時を過ごす。でも、自分に対してプレッシャーが掛かったり(〆切や納期が
2019年5月17日 16:11
私たちが感じるストレスの多くは、ということから生じているという仮説を結城は持っています。そして同時に「他人を思うように動かす」というのは、ほぼ不可能といういえるくらい難しいことだということも思います。ある人間が、自分の思うように動かせる可能性があるのは「自分」だけですが、それですら、すでにかなり難しいものだと思います。自分自身を思うようになんて動かせません。少し考えれば、それはわかりま
2019年4月18日 19:07
気がつくと50歳を過ぎていた。でも、自分の意識の上では23歳……げふんげふん……27歳くらい。自分の年齢についての主観的感覚は、まちがいなく20代である。結城はこれまで、プログラミングを書いたり文章を書いたりして生活してきた。いわば「もの書き」として二十数年暮らしてきたことになる。率直にいって、自分の人生がどうだったかというと、「楽しい」である。プログラムであれ文章であれ、書く仕事はと
2019年4月6日 19:04
結城メルマガVol.194(2015年12月15日)より結城は、小さな頃から「後悔」というものがとても嫌いでした。小さな頃というのは、たとえば幼稚園や小学校時代の話。いまでも、後悔はとても嫌いです。まあ、後悔を好きな人はいないとは思いますけれど。結城が後悔を嫌いな理由。結城は、後悔するときの感覚が嫌いなのです。あえて言葉にするなら、胸の奥の方、腹の底の方から、熱くて苦いものが「わあっ」