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教えるときの心がけ

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先生が生徒に、上司が部下に、先輩が後輩に、親が子供に「教える」ときはよくあります。そんなときの心がけをお届けします。
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#授業

生徒が数学を楽しめる授業とは(教えるときの心がけ)

質問将来、高校で数学を教えたいと思ってる大学生です。 「生徒が数学を楽しめる授業」はどんな授業だとお考えですか。 結城浩のメールマガジン 2018年9月4日 Vol.336 より 回答ご質問ありがとうございます。 第一に「理解できる授業」です。生徒が最も喜びを感じるのは「できた!」「わかった!」「なるほど!」と言う瞬間です。表面的な楽しさではなく、授業の内容に「わかった!」と言えることが大切です。そのためには授業の内容が理解できなくては意味がありません。 第二に「新

教えるときには演出が大事(教えるときの心がけ)

結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2012年5月1日 Vol.005 より ※購入すると電子書籍(epubとPDF)がダウンロードできます。 はじめにこんにちは、結城浩です。 「教えるときの心がけ」のコーナーです。 「教える」といっても学校の先生だけを想定しているわけではありません。会社で上司が部下に、先輩が後輩に、学校で友人に、家庭で自分の家族に…。いろんな場面で人は「教える」という活動を行いますよね。 その「教える」という活動に焦点をあてて、  教えるとき

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