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よいものを作るために(思い出の日記)

「こうなるだろう」と予想する。
「こういう作りにしよう」と設計する。
設計に基づいて、作り込む。

やがて、自分のミスを発見する。
予想を外したか。
それとも、設計を誤ったか。
いずれにせよ、そこまでに得られた経験を元にして「やりなおし」を行う。

「やりなおし」は何度も起きるだろう。
しかし、たんねんに「やりなおし」を繰り返せば、よいものになる可能性が高い。

「やりなおし」には非常に大きな欠点がある。
時間がかかることだ。
しかし、時間がかかること以外に大きな欠点はない。

結城はよいものを作りたいと思っている。
だから、時間をかけて「やりなおし」を繰り返すことにしている。

よいものを作るために、「やりなおし」を繰り返す。

 * * *

2010年05月06日の「結城浩の日記」から。

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結城浩です。はげまされるのはとってもうれしい!
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書籍執筆者。著書に『数学ガール』『プログラマの数学』『数学文章作法』『暗号技術入門』など。http://bit.ly/hyuki-mm にて「結城メルマガ」をnote配信中。https://bit.ly/girlnote にてcakes連載中。2014年度日本数学会出版賞受賞。

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