見出し画像

「あたりまえ」を「あらためて」(文章を書く心がけ)

結城は、「あたりまえ」のことを「あらためて」考えるのが好きです。

自分が見たもの、聞いたもの、ふと思いついたこと。それが「あたりまえ」だとしても「あらためて」考える。それを楽しく感じます。

「あたりまえ」というと、考えるのをそこでやめそうになります。だって、あたりまえなんですから。考えるまでもないことなんですから。でもあえてそこで「あらためて」考えてみる。

・ほんとうに「あたりまえ」なのかな。
・自分は「あたりまえ」と感じたけれど、実は違うんじゃないかな。
・「あたりまえ」と思っていたけど、見逃している要素があるんじゃないかな。

そんな疑問がふわふわっと心の底から浮かび上がってくるのです。

そして実際、どんなことでも、いろんな角度から見ることができます。少し考え直すだけで新しい局面が発見できるものです(ほんとに)。結城は、そういう発見が大好きです。

「あたりまえ」のことを「あらためて」考える。そして何かしらの発見がある。そうすると、つまらないと感じていた毎日が、おもしろくないと感じていた生活が、新しく生き生きと輝き始めるのです。

なーんだ。毎日がつまらないのではない。生活がおもしろくないのでもない。ただ、自分の目が曇っていただけじゃないか。

「あたりまえ」のことを「あらためて」考える。

あなたもぜひ、お試しください。

 * * *

結城浩はメールマガジンを毎週発行しています。あなたも購読してみませんか。

#結城浩 #文章を書く心がけ #発見 #日常 #生活

結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2016年6月14日 Vol.220 より


いいなと思ったら応援しよう!

結城浩 / Hiroshi Yuki
あなたからいただいたチップは、本やコンピュータを買い、多様なWebサービスに触れ、結城が知見を深める費用として感謝しつつ使わせていただきます! アマゾンに書評を書いてくださることも大きな支援になりますので、よろしくお願いします。 https://amzn.to/2GRquOl