本を書く心がけ

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記事

ぜんぶ文章にしてしまえ(本を書く心がけ)

いま「グラタン」というコードネームをつけている本を書いています。別に、コードネームでカッコつけているわけではありません。ただ、まだちょっと迷いのようなものが残っているので、コードネームにしているだけです。

新刊の準備でだいぶ放置状態になっていたグラタンを再始動しています。思えば今年は「習慣の力」を生かすという目標を掲げていました。週に何回かグラタンに意識的に手を付けて進めたいと思っています。習慣

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結城浩です。うれしいなあ……感謝!(^^)
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エゴサーチで傷つかない?(本を書く心がけ)

質問

結城先生は、苦情を言われたり、エゴサで傷ついたりしないのですか。どうやって心を守っておられるのか知りたいです。

解答

ご質問ありがとうございます。

まず基本的な話として、普通の強さの心を持っていて、著作をする人はエゴサーチ(自分の名前や作品名で検索し反応を調べること)は、しない方が無難といえば無難です。文章を書く人は繊細で敏感な心を持っている人が多いですので、読者さんの反応に対して、

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結城浩です。うれしいです!ありがとうございます(^^)
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Re:VIEWで電子書籍を作ってみた

Re:VIEWで電子書籍を試しに一冊作ってみました。以下からダウンロードできます。

元にしたテキストは「結城浩のお話」で公開しているいくつかの読み物です。

電子書籍のダウンロード

結城浩です。《スキ》をしてくださるのは、大きなはげみです。感謝!
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結城浩『百年後の詩人』あらすじ

結城浩の新刊『百年後の詩人』のあらすじを紹介します。

その時代、詩人たちは「プログラマに適切な比喩と関数名を与える」という仕事だけをこなす毎日を過ごしていた。

あるとき、ひとりのカリスマのもとで詩人たちはついに蜂起した。「言葉は力である」と自覚していた詩人たちが取った革命の方法は、やがて予想もしなかった未来を生み出していく。

詩人たちがカリスマの助けを得て取った方法とは《語義の間隙》をねらう

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結城浩です。ありがとうございます(^^)
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孤独の中で決断する(仕事の心がけ)

Twitterは楽しい

結城はTwitterが大好きで、まるでネットに「常駐」するかのようにツイートしています。しかし、まじめな話、結城の「主戦場」は書籍にあります。良い本を書くこと。良い本を残すこと。良い本を読者に渡すこと。そこが結城の主戦場です。その意味では、いくらTwitterが好きであったとしても、そこが自分の仕事の主戦場というわけではありません。

もっとも、多くの人がそうだと思います

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結城浩です。《スキ》を送ってくださり感謝。はげみになります!
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本を書いて生計を立てる(本を書く心がけ)

結城が原稿を書き始めた時代によく読んだ本の一つに『クヌース先生のドキュメント纂法(さんぽう)』がある。

原文は"Mathematical Writing"という。結城が書いた『数学文章作法(さくほう)』は、この本の結城バージョンであるといえる。

この『クヌース先生のドキュメント纂法』の第30章に「Jeff Ullmanによる金儲け法」というタイトルの章がある。このタイトルは一種の「釣り」なのだ

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結城浩です。《スキ》を送ってくださってありがとうございます!
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途切れた執筆の再開方法(本を書く心がけ)

結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2017年5月30日 Vol.270 より

質問

結城浩さま

はじめまして。いつも結城メルマガを拝見しております。今日は質問をさせていただきたいと思い、メールをお送りしています。

私は大阪で弁護士をしているのですが、好奇心と憧れと仕事に使いたいという実用的動機により、一年程前からプログラミングをするようになりました。

そこからすっかりハマってしまい、

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結城浩です。はげまされるのはとってもうれしい!
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毎日書くのは大切(本を書く心がけ)

「グラタン」というコードネームの本は、ずいぶん以前から少しずつ書いてきたのですが、他の仕事が忙しくなると何ヶ月も間が空くことがありました。けれど先週は、ほぼ毎日書くことができたかな。

毎日書いて感じたのは「毎週一回と毎日一回では重みが違う」という当たり前のことです。

あるテーマで何かを書こうとしたとき、毎週一回では、どうしても「点」で終わってしまい、広がりません。

でもそれが毎日一回になると

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結城浩です。《スキ》を送ってくださってありがとうございます!
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森博嗣『作家の収支』を読んで(仕事の心がけ)

森博嗣さんの『作家の収支』という本を読みました。

最近はあまり読んでいませんが、数年前は森さんの作品をよく読んでいました。おそらく続けて数十冊は読んだと思います。

この『作家の収支』は、タイトルの通り、森さんの収入と支出について書かれている一冊です。十五億円の収入を自慢をするわけでもなく、もちろん卑下するわけでもなく、持論を得意げに語るわけでもない。研究会で発表するような淡々としたトーンで、デ

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著者として、図書館について思うこと(本を書く心がけ)

本が売れる/売れないというのは、本の収入で生活している結城に直接関係しています。では著者として結城は、図書館についてどのように考えているでしょうか。

結城は、ほとんどの本はそもそも「読者に見出されていない」と思っています。図書館で読んだからもう買わない、というケースはもちろんあるでしょう。でも「自分が書いた本を読者に買ってもらう」ということを考えた場合、もっとずっと大きな要素は、

 結城の本を

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結城浩です。はげまされるのはとってもうれしい!
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