本を書く心がけ

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ノート

Re:VIEWで電子書籍を作ってみた

Re:VIEWで電子書籍を試しに一冊作ってみました。以下からダウンロードできます。

元にしたテキストは「結城浩のお話」で公開しているいくつかの読み物です。

電子書籍のダウンロード

結城浩『百年後の詩人』あらすじ

結城浩の新刊『百年後の詩人』のあらすじを紹介します。

その時代、詩人たちは「プログラマに適切な比喩と関数名を与える」という仕事だけをこなす毎日を過ごしていた。

あるとき、ひとりのカリスマのもとで詩人たちはついに蜂起した。「言葉は力である」と自覚していた詩人たちが取った革命の方法は、やがて予想もしなかった未来を生み出していく。

詩人たちがカリスマの助けを得て取った方法とは《語義の間隙》をねらう

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結城浩です。《スキ》をしてくださるのは、大きなはげみです。感謝!
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孤独の中で決断する(仕事の心がけ)

Twitterは楽しい

結城はTwitterが大好きで、まるでネットに「常駐」するかのようにツイートしています。しかし、まじめな話、結城の「主戦場」は書籍にあります。良い本を書くこと。良い本を残すこと。良い本を読者に渡すこと。そこが結城の主戦場です。その意味では、いくらTwitterが好きであったとしても、そこが自分の仕事の主戦場というわけではありません。

もっとも、多くの人がそうだと思います

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本を書いて生計を立てる(本を書く心がけ)

結城が原稿を書き始めた時代によく読んだ本の一つに『クヌース先生のドキュメント纂法(さんぽう)』がある。

原文は"Mathematical Writing"という。結城が書いた『数学文章作法(さくほう)』は、この本の結城バージョンであるといえる。

この『クヌース先生のドキュメント纂法』の第30章に「Jeff Ullmanによる金儲け法」というタイトルの章がある。このタイトルは一種の「釣り」なのだ

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途切れた執筆の再開方法(本を書く心がけ)

結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2017年5月30日 Vol.270 より

質問

結城浩さま

はじめまして。いつも結城メルマガを拝見しております。今日は質問をさせていただきたいと思い、メールをお送りしています。

私は大阪で弁護士をしているのですが、好奇心と憧れと仕事に使いたいという実用的動機により、一年程前からプログラミングをするようになりました。

そこからすっかりハマってしまい、

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毎日書くのは大切(本を書く心がけ)

「グラタン」というコードネームの本は、ずいぶん以前から少しずつ書いてきたのですが、他の仕事が忙しくなると何ヶ月も間が空くことがありました。けれど先週は、ほぼ毎日書くことができたかな。

毎日書いて感じたのは「毎週一回と毎日一回では重みが違う」という当たり前のことです。

あるテーマで何かを書こうとしたとき、毎週一回では、どうしても「点」で終わってしまい、広がりません。

でもそれが毎日一回になると

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結城浩です。《スキ》を送ってくださり感謝。はげみになります!
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森博嗣『作家の収支』を読んで(仕事の心がけ)

森博嗣さんの『作家の収支』という本を読みました。

最近はあまり読んでいませんが、数年前は森さんの作品をよく読んでいました。おそらく続けて数十冊は読んだと思います。

この『作家の収支』は、タイトルの通り、森さんの収入と支出について書かれている一冊です。十五億円の収入を自慢をするわけでもなく、もちろん卑下するわけでもなく、持論を得意げに語るわけでもない。研究会で発表するような淡々としたトーンで、デ

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著者として、図書館について思うこと(本を書く心がけ)

本が売れる/売れないというのは、本の収入で生活している結城に直接関係しています。では著者として結城は、図書館についてどのように考えているでしょうか。

結城は、ほとんどの本はそもそも「読者に見出されていない」と思っています。図書館で読んだからもう買わない、というケースはもちろんあるでしょう。でも「自分が書いた本を読者に買ってもらう」ということを考えた場合、もっとずっと大きな要素は、

 結城の本を

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執筆原稿のバージョン管理とは何ですか(本を書く心がけ)

質問

先日、結城先生のTwitterを見ていたら、原稿のバージョン管理をしているというツイートがありました。

文章を書くことに興味はあるのですが「原稿をバージョン管理する」とはどういうことなのか、さっぱりわかりません。

どういうことなのか教えていただけませんか。

回答

ご質問ありがとうございます。

原稿のバージョン管理というのは、自分で長めの文章を書いたことがないと実感としてわかりにく

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手抜きをしない(本を書く心がけ)

※結城メルマガVol.214からの抜粋です。

「本を書くというのはショーマンシップではない」というのはコンピュータ科学者のUllmanだと記憶している。『数学文章作法』のはじめでも引用した。

本を書くというのは、ショーマンシップではない。自分が目立つために書くのではないし、ほらすごいだろうと誇示するために書くのでもない。では何のために書くかというと、広い意味での教育のために書くのである。

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結城浩です。《スキ》を送ってくださり感謝。はげみになります!
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