再読に耐える本を書く(本を書く心がけ)
結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2016年10月18日 Vol.238 より
再読に耐える本を書きたい。
一回読んで終わりの本ではなく、何度も読めるし、何度も読みたくなるし、何度読んでも新しい発見がある本。
結城はそんな本を書きたいと思っています。
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「数学ガール」シリーズでも、微力ながらその試みをたくさんしています。
「繰り返しに耐える」という要素を強く意識したのは、二巻目の『数学ガール/フェルマーの最終定理』からですね。フェルマー巻を書くとき