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教えるときの心がけ

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先生が生徒に、上司が部下に、先輩が後輩に、親が子供に「教える」ときはよくあります。そんなときの心がけをお届けします。
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#対話

数学の試験で《対話》を使う難しさ(教えるときの心がけ)

結城はここ十年以上「数学ガール」という数学物語を書いています。そこでは《数学トーク》ともいえる《対話》が重要な役割を果たします。特に「数学ガールの秘密ノート」や「数学ガールの物理ノート」は、全編が対話形式で書かれていますのでなおさらです。 「対話形式で書かれているので読みやすい」と読者さんから言われることもあれば、「対話形式で書かれているので読みにくい」と言われることもあります。 対話形式は読みやすいのか。それとも読みにくいのか。これは読者さんの好みや、すでに持っている知

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子供に算数を教える(教えるときの心がけ)

小学生の息子に、私が算数を教えたときの話です。 先日、2008年に結城が小学生の息子に向けて作った「たのしい算数ノート」が出てきました。これは自分の息子のために結城が作った問題集です。 実際の画像の一部と共に、どんなことを考えて子供に教えたかをご紹介します。 ※結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2013年3月5日 Vol.049 より ※購入すると電子書籍(epubとPDF)がダウンロードできます。 「たのしい算数ノート」について最初に「たのしい算数ノート」につ

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知的納得を求める気持ち(教えるときの心がけ)

※結城メルマガVol.207より。 ※購入すると電子書籍(epubとPDF)がダウンロードできます。 先日、ある方の数学的な問題にネットで答えました。問題に対して正解はどれか、という単純なものではなく、もうちょっと込み入った話です。といっても、数学的な内容としてはそれほど難しい話ではありません。高校の数学くらいでしょう。以下、対話を少し簡略化して表現します。 その方の問題(抱いた疑問)は、  √2という数は確定するのだろうか? というものでした。 ●問題を理解する

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生徒にとって状況説明は難しい(教えるときの心がけ)

結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2017年5月23日 Vol.269 より 結城メルマガは「コミュニケーションの心がけ」というタイトルを冠しています。毎回、とても広い意味での「コミュニケーション」を題材にして、あれこれと文章を書いています。 私自身がコミュニケーションの達人と偉ぶりたいわけではありません。成功も失敗も含めて「コミュニケーション」というものに関心があるので、メールマガジンにもこのようなタイトルを付けたのです。 実際、コミュニケーションは難しいです。そ

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