マガジンのカバー画像

父から学んだ「教える」ということ

6
教師だった父の思い出です。父親から「教える」ということを間接的に学んだエピソードをお話しします。
運営しているクリエイター

#日々の日記

二世代に渡って(日々の日記)

結城は読者さんから、こんな感想をいただくことがあります。 「私は結城さんの本を読んで学びましたが、最近になって私の子供も読み始めました」 このような感想には感激しかありませんね! 私は、このような感想をいただくと「中学校の教師をしていた父」のことを思い出します。父は長年教師をしていたので、親と子の二世代に渡って教えることがよくあったらしいのです。 あるとき、父が笑いながらこんな話をしてくれました。 授業で「よし、じゃあ〇〇に答えてもらおうかな」と生徒を指名した。する