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コミュニケーションのヒント

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会社で家庭で学校で…コミュニケーションはどこでも必要なもの。ちょっとしたヒントをお届けします。
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2024年4月の記事一覧

家族に対して勉強と進路のアドバイスをするのが難しい(コミュニケーションのヒント)

質問【勉強と進路の上手い話の仕方】 高校生の妹がいます。彼女とは勉強の話もしますが、「志望校に行きたいなら成績上げないと(=適切な勉強をしなさい)」という話をすると、毎回「できるからって見下すな」と不貞腐れて話が進みません。実際、妹よりも私の成績は良かったのですが、見下して言っているわけではありません。 私のころに比べて、近年の大学受験は難化の傾向があります(私のころは偏差値50で合格濃厚だった学校でも現在は偏差値60あってもザラに落ちています)。この難化は、高校生活での

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うまい「あいづち」の打ち方(コミュニケーションのヒント)

質問結城先生に質問です。 自分が後輩に教えているとき、後輩が「なるほど」や「確かに!」や「うんうん」を使ってくる場合があります。 自分が「先輩に対する『あいづち』としては、それを好まない人もいるから避けた方がよいと思うよ」と述べたところ、「どのような『あいづち』が適切か」という話になりました。 話しているあいだ、ずっと「はい」だけを使っていると「こいつは本当に分かっているのか?」という印象を与えるようにも感じます。 先生は、「あいづち」を打つときに注意していることはあ

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まわりと衝突ばかりしている友人(コミュニケーションのヒント)

質問結城先生、こんにちは。 自分が正しいと疑わない(ように見える)友人についてアドバイスいただきたいです。 まわりと喧嘩ばかりする友人がいます。私は衝突したらお互いに歩み寄るのが理想形かと思うのですが、友人は自分の正しさを疑いません。その結果、私とだけでなくさまざまな人と軋轢を生んでいます。 本人は気が合う人とだけ付き合えばいい、と言っているのですが、かなり仲のいい人に対しても折れる気配がなく、結局相手が折れています。 このままだと仕事も友人関係もやりにくく、友人が友

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「マウンティング」や「知識のひけらかし」と誤解されないために(コミュニケーションのヒント)

質問結城さん、こんにちは。 デザイン、IT、音楽、美術など、専門性を必要とするあらゆる分野で起きそうな話です。 深く突っ込んだ話や、専門知識を含んだ質問をするとき、「マウンティングしようとしている」や「知識をひけらかしている」と受け取られてしまいがちじゃないでしょうか。 そのような状況は建設的ではありませんし、お互いに嫌な思いをすることになります。 マウンティングと取られず、知識をひけらかしていると取られないようにするには、どんな工夫をすればいいでしょうか。 回答ご

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自分を客観視できず困る(心の健康)

質問結城さんこんにちは。 私は自分を客観視することが苦手です。さまざまな場面(会話、人間関係、優先順位の決定、進路選択、自己分析など)で、いま自分はどのような立ち位置にいるのかが分からず、パニックに陥ってしまいます。 客観性というものは、どうしたら身につけられるのでしょうか。 回答ご質問ありがとうございます。 「客観性は、ズバリこうすれば身につく!」みたいな回答はできませんけれど、もしかしたら参考になるかもしれない話題を書きます。

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気になる異性の注目を集めたい(コミュニケーションのヒント)

質問結城さん、自分には気になる異性がいます。 何とかその人の注目を集めたいし、自分のことを好きになってほしいと思っています。 うまいコツはありますか。 回答ご質問ありがとうございます。 うまいコツかどうかはさておき、私が思うところを書きますね。

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恋愛観が食い違う相手との恋愛(コミュニケーションのヒント)

質問「愛」の概念が食い違っている人同士は、どうすればうまくいきますか。 回答ご質問ありがとうございます。 まず、大きな前提として「もともと人は食い違うものである」を理解する必要があると思います。もしも、まったく食い違わないとしたら、それは「一人」ということですからね。 といっても、「愛」とはどういうことであるかに関して、大きな食い違いがあるとしたならば「恋愛」について、あるいはもっと広く「人間関係」について、難しい局面は多くなると思います。恋愛観の相違。 しかしながら