本を書く心がけ

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繰り返しに耐える作品(本を書く心がけ)

繰り返しに耐える作品(本を書く心がけ)

結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2016年9月20日 Vol.234 より 「繰り返しに耐える作品」について書きます。 作品を書くとき、作者はいろんなことを考えます。何を考えるかは、もちろん作者によって異なるでしょう。  「たくさんの人に読んでもらいたい」  「こんな人に感動を与えられれば」  「とにかく売れればいいや」 などなど。その中で、今回結城が書きたいのは  「繰り返しに耐える作品を書きたい」 という気持ちについてです。

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一番《こわい》ことを書け(本を書く心がけ)

一番《こわい》ことを書け(本を書く心がけ)

結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2016年12月6日 Vol.245 より 本を書くには、まず本を書け 結城はときどき「どんなことをやれば本が書けるようになりますか」という質問メールをいただきます。そうですね、ざっくりいって、頻度は月に一回くらいでしょうか。質問メールを送ってくださるのは、結城のプログラミングの本や、数学ガールを読んでいる読者さんが多いです。ありがたいことですね。 「どんなことをやれば本が書けるようになりますか」という真摯な質問に対して、できるだけ

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テキストを介した信頼(本を書く心がけ)

テキストを介した信頼(本を書く心がけ)

ここ十年ほど数学読み物を書き続け、十数冊の本を上梓しての知見の一つを書きます。それは「数学をできるだけ正しく描く努力をし、学ぶ喜びと困難を表現することができれば、数式がたくさん出てきても、安易な面白みを追求しなくても、専門家を含むたくさんの方が応援してくださる」ということです。 数学の面白さは、数学そのものの中にあります。だから、数学をきちんと書くことができるなら、わずかでもその面白さを描くことができるなら、ちゃんと読んでくださる読者はいらっしゃるし、ものすごく応援してくだ

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再読に耐える本を書く(本を書く心がけ)

再読に耐える本を書く(本を書く心がけ)

結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2016年10月18日 Vol.238 より 再読に耐える本を書きたい。 一回読んで終わりの本ではなく、何度も読めるし、何度も読みたくなるし、何度読んでも新しい発見がある本。 結城はそんな本を書きたいと思っています。  * * * 「数学ガール」シリーズでも、微力ながらその試みをたくさんしています。 「繰り返しに耐える」という要素を強く意識したのは、二巻目の『数学ガール/フェルマーの最終定理』からですね。フェルマー巻を書くとき

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