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教えるときの心がけ

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先生が生徒に、上司が部下に、先輩が後輩に、親が子供に「教える」ときはよくあります。そんなときの心がけをお届けします。
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2014年6月の記事一覧

父から学んだ「教える」ということ[Part 2](教えるときの心がけ)

結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2012年8月28日 Vol.022 より こんにちは、結城浩です。 「教えるときの心がけ」のコーナーです。 Part 1では、中学教師だったいまは亡き父の「雑談」の話や「職場見学」の話などを書きましたね。それから教師こそ「勉強」しなくちゃという話も。 今回はその続きです。 ●食卓にて夕食の食卓で、父はよくいろんなことを話してくれました。父は中学校の理科の教師でしたから、科学的な話…特に物理学的な話が多かったです。 電池の直列と

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父から学んだ「教える」ということ[Part 1](教えるときの心がけ)

結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2012年8月21日 Vol.021 より こんにちは、結城浩です。 「教えるときの心がけ」のコーナーです。 今日は、いまは亡き父のことをお話ししようと思います。 どうして父の話が「教えるときの心がけ」になるかというと、私の父は中学校教師をしており、私は父からたくさん「教えること」を学んだように思うからです。 直接に「教えること」を学んだわけではないのですが、父の姿・父の態度を通して間接的に「教えること」について学んだのです。

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「小さな目標」の「大きな意味」(教えるときの心がけ)

※ほぼ半分を無料公開しているノートです(結城メルマガVol.014より) こんにちは、結城浩です。 「教えるときの心がけ」のコーナーです。 今日は「小さな目標」というお話をしましょう。 以下の文章では、便宜上「教師」と「生徒」という表現を使いますが、  「教師」はあなた自身で、  「生徒」はあなたが教える(指導する、しつける)相手、 だと思ってください。たとえば親が子に教えるなら教師は親、生徒は子にあたります。 「小さな目標」というのは、自分が教える相手に対して

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