古今和歌集を読む

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ノート

今年より春しりそむる桜花ちるといふことは習はざらなん

#紀貫之 (きのつらゆき) #古今和歌集 49 #jtanka #短歌 #春 春を知り始めたかのように今年から花を咲かせ始めた桜の花よ。どうか散るということは習...

ことならば咲かずやはあらぬ桜花見る我さへにしづ心なし

#紀貫之 (きのつらゆき) #古今和歌集 82 #jtanka #短歌 #春 こんなふうに散ってしまうということならば咲かないでいればいいのに桜の花よ。あなたを...

久方のひかりのどけき春の日にしづ心なく花のちるらむ

#紀友則 (きのとものり) #古今和歌集 84 #jtanka #短歌 #春 日の光がのどかな春の日だというのに、どうして落ち着いた心もなく桜の花は散るのでしょ...

恋すれば我が身は影となりにけりさりとて人に添はぬものゆへ

#読人しらず #古今和歌集 528 #jtanka #短歌 #恋 あなたのことを恋い慕うので私は影法師のようになってしまったのですねえ……だからといって恋い慕う...

世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし

#在原業平朝臣 (ありわらのなりひらあそん) #古今和歌集 53 #jtanka #短歌 もしも世の中にまったく桜がなかったなら、春を過ごす人の心はどれだけの...

梅が枝にきゐるうぐひす春かけて鳴けどもいまだ雪はふりつゝ

#読人しらず #古今和歌集 5 #jtanka #短歌 梅の枝に来ている鶯は春を思う気持ちで鳴くけれど、雪はまだ降り続いているなあ。 「かけて」は「かけ+て...

桜色に衣は深く染めて着む花の散りなむ後の形見に

#紀有朋 (きのありとも) #古今和歌集 66 #jtanka #短歌 桜色に衣を深く染めて着よう。桜が散ってしまった後に思い出すよすがとして。 「着む」は「...

春来ぬと人はいへどもうぐひすのなかぬかぎりはあらじとぞ思ふ

#壬生忠岑 (みぶのただみね) #古今和歌集 11 #jtanka 「春が来た」と世間では言うけど、鶯が鳴かないうちはまだ春は来てないだろうと思う。 「春来...