古今和歌集を読む

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(梅の花を折りて人に贈りける)きみならで誰にか見せむ梅の花色をも香をも知る人ぞ知る

#紀友則 (きのとものり) #古今和歌集 038 #jtanka #短歌 #春 (梅の花を折って、あの人に贈ったときの歌)あなた以外の誰に見せましょうか、いえ、誰...

春雨ににほへる色も飽かなくに香さへなつかし山吹の花

#読人しらず #古今和歌集 122 #jtanka #短歌 #春 春雨でつややかに美しい色も飽きないのに、色だけではなく香りまでも心ひかれる山吹の花ですねえ。 ...

春ごとに花の盛りはありなめど逢ひ見む事はいのちなりけり

題知らず #読人しらず #古今和歌集 07 #jtanka #短歌 #春 春が来るごとに花の盛りはあるだろうけれど、その花に会うというのは自分の命しだいなのだな...

春雨の降るは涙か桜花散るを惜しまぬ人しなければ

#大伴黒主 (おおとものくろぬし) #古今和歌集 88 #jtanka #短歌 #春 春の雨が降るのは涙なのでしょうか。桜の花が散るのを惜しまない人などいないの...

今年より春しりそむる桜花ちるといふことは習はざらなん

#紀貫之 (きのつらゆき) #古今和歌集 49 #jtanka #短歌 #春 春を知り始めたかのように今年から花を咲かせ始めた桜の花よ。どうか散るということは習...

ことならば咲かずやはあらぬ桜花見る我さへにしづ心なし

#紀貫之 (きのつらゆき) #古今和歌集 82 #jtanka #短歌 #春 こんなふうに散ってしまうということならば咲かないでいればいいのに桜の花よ。あなたを...

久方のひかりのどけき春の日にしづ心なく花のちるらむ

#紀友則 (きのとものり) #古今和歌集 84 #jtanka #短歌 #春 日の光がのどかな春の日だというのに、どうして落ち着いた心もなく桜の花は散るのでしょ...

春来ぬと人はいへどもうぐひすのなかぬかぎりはあらじとぞ思ふ

#壬生忠岑 (みぶのただみね) #古今和歌集 11 #jtanka 「春が来た」と世間では言うけど、鶯が鳴かないうちはまだ春は来てないだろうと思う。 「春来...