結城浩
本を書く生活が30年、著書は60冊になりました。『数学ガール』『プログラマの数学』『暗…
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歩いて考える(文章を書く心がけ)
結城は「歩いて文章を考える」ことがよくあります。
朝、家を出て森を抜けて仕事場に向かう途中、歩きながらずっと文章を考えます。気に入ったフレーズやキーワードを思いついたら、iPhoneでEvernoteにメモをすることもありますが、メモなどせずにずっと考え続けることもあります。
メモをしないと文章は端から忘れていくのですが、特に惜しくはありません。というのは一度考えた文章は、少しのあいだなら簡単
自分を豊かにし、文章を書き続けるためのヒント(文章を書く心がけ)
※全文を公開している「投げ銭」スタイルのノートです(結城メルマガVol.115より)
■鶴の恩返しではなく「メールマガジンを書いています」というと「ネタ切れになりませんか」と聞かれることがあります。さいわい、ネタ切れを経験したことはあまりありません。
いつのころだったか、もう忘れましたけれど、文章を書くとき「鶴の恩返し」のイメージを抱いていたことがあります。
「鶴の恩返し」の物語では、鶴が機