結城浩

本を書いて生活しています。著書は『数学ガール』『プログラマの数学』『数学文章作法』『暗号技術入門』など多数。詳しい活動内容は https://mm.hyuki.net/n/n5f00c9cd281c をご覧ください。2014年度の日本数学会出版賞を受賞しました。

良き人の物語するは(徒然草 第五十六段より)

兼好法師作 結城浩訳 品がある人が話をするときには、たくさんの人がその場にいても、たった一人に向かって話します。それなのに自然と他の人まで引き込まれて聞いてしま…

この木、無からましかば(徒然草 第十一段)

兼好法師作 結城浩訳 神無月の頃、栗栖野というところを通って、とある山里に人を訪ねました。ずっと続く苔の細道を踏み分けていくと、庵がぽつんと立っており、落ち葉に…

つれづれなるままに(徒然草 序段)

兼好法師作 結城浩訳 何をするともなしに一日を過ごし、机に向かって心に浮かんでくるあれやこれやを、あてもなく書き留めてみますと、何とも不思議な気分になります。 …

夕べには朝あらむことを思ひ(徒然草 第九十二段)+電子書籍版

兼好法師作 結城浩訳 弓を習っている人が、二本の矢を持って的に向かいました。すると先生は「初心者は二本の矢を持ってはいけません。二本目の矢を頼りにしてしまって、…