古今和歌集を読む

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今はとて君がかれなばわが宿の花をばひとり見てしのばむ

#読人しらず #古今和歌集 0800 #jtanka #短歌 #恋 あなたが「それではね」と言って離れてしまったならば、私はたったひとりで家の花を見て、あなたのこ…

思ふには忍ぶることぞ負けにける色には出でじと思ひしものを

#読人しらず #古今和歌集 0503 #jtanka #短歌 #恋 いとしく思う心には、こらえる心が負けてしまいました。恋心は表に出すまいと思っていたのですけれど…

春雨ににほへる色も飽かなくに香さへなつかし山吹の花

#読人しらず #古今和歌集 122 #jtanka #短歌 #春 春雨でつややかに美しい色も飽きないのに、色だけではなく香りまでも心ひかれる山吹の花ですねえ。 …

紅の初花染めの色深く思ひし心われ忘れめや

#読人しらず #古今和歌集 723 #jtanka #短歌 #恋 初咲きの紅花で染めた色が深いようにあなたのことを深く思っていたこの心を私が忘れることがあるでし…

種しあれば岩にも松は生ひにけり恋をし恋ひば逢はざらめやも

#読人しらず #古今和歌集 512 #jtanka #短歌 #恋 種があるので岩にも松は生えるのです。あなたを恋し続けたならば逢わないなんてことがあるでしょうか…

ひと知れず思へばくるし紅のすゑつむ花のいろに出でなむ

#読人しらず #古今和歌集 496 #jtanka #短歌 #恋 人知れず思っているから苦しいのです。紅の末摘花の色のように、私の気持ちも表に出してしまいましょ…

行く水に数かくよりもはかなきは思はぬ人を思ふなりけり

#読人しらず #古今和歌集 522 #jtanka #短歌 #恋 流れていく水に数を書くよりもはかないことは、私のことを思っていないあの人を思うことだなあ。 「…

片糸をこなたかなたによりかけてあはずは何を玉の緒にせむ

#読人しらず #古今和歌集 483 #jtanka #短歌 #恋 糸でひもを編むようにあちらこちらに気持ちを動かしてみても、あなたに逢わないとするなら、いったい…

わが恋を人知るらめやしきたへの枕のみこそ知らば知るらめ

#読人しらず #古今和歌集 504 #jtanka #短歌 #恋 私の恋する気持ちをあの方は知っているでしょうか。いえいえ、知らないでしょう。私の枕だけが、知っ…

春ごとに花の盛りはありなめど逢ひ見む事はいのちなりけり

題知らず #読人しらず #古今和歌集 07 #jtanka #短歌 #春 春が来るごとに花の盛りはあるだろうけれど、その花に会うというのは自分の命しだいなのだな…